Googleがリンクスパムアップデートを発表。アフィリエイターがやっとくことある?
Googleは2021年7月27日から「リンクスパムアップデート」を展開すると発表しました。
https://developers.google.com/search/blog/2021/07/link-tagging-and-link-spam-update
展開終了までは2週間ほどの予定。
辻さんのツイート↓
今日から「リンクスパムアップデート」をローンチ開始。今後2週に渡って徐々に反映。リンクスパムに関する対策の更新とのこと。記事ではアフィリエイトやスポンサードリンクへの適切なrelの扱いも要請。 / “A reminder on qualifying links and our link spam update” https://t.co/Ksn3ZdRp5C
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) July 26, 2021
リンクスパムアップデートとはどんなもの? 対策が必要?
このリンクスパムアップデートとは、不正なリンクによりリンク先のサイトが本来以上の評価を受けるのを避けるために、不正リンクによる評価を無効化するというアップデートです。
アフィリエイターやブロガーで言うと、「自演リンク」施策を行っていた場合その分の評価が無効化されて順位が下がることがあるかも知れません。
(リンクを「買っていた」場合ももちろんです。自演リンク以上にやるべきでないですが。)
ただし、「無効化」という発表ですので評価が消えるだけで、ペナルティを受けるわけではないようです。
また、関連性のある記事からリンクを貼っているのであれば、不正とは判別されにくい気はします。
でもあまりに多くやっていた場合は後に手動ペナルティが来るかも知れませんし、
中古ドメインからリンクを送っている場合は、その中古ドメインが受けている被リンクが送り先と関連性ないようなら、不正リンクとみなされるかも知れません。
ともあれ、「無効化になる」という話なので
何かしなければいけないことや、できることがあるわけでもありません。
リンクにより評価が上がっていたページが下がることはあるかもね、という程度で
人によっては上位のページが落ちて露出が上がる可能性もあります。
私も、白状すると数本の自演リンクは送っていることがありますが、勝負するためにやむなく使っているところもあるので
みんな無効化されるのであれば「コンテンツ評価」に寄るので、それはそれでいいな、と思っています。
もっとも、コンテンツより先に「ドメインの信頼性評価」に寄って企業ドメインばかり強い傾向がいっそう強まると、個人としては頭を抱えますが……。
関連記事:中古ドメインを使ったSEO効果について
アフィリエイトリンクが「不正なリンク」とみなされないようにするには
もう一点。アフィリエイトリンクは「収益化を目的としたリンク」であって、多くの場合リンク先の広告主ページが「優れたコンテンツだから」紹介しているリンクではありません。
そのため、広告主ページを不正に良いコンテンツだと評価させる「不正リンク」だとみなされる可能性があります。
まあ、そうみなされたところで評価が無効化されるだけですし、リンクを貼っているアフィリエイトサイト側が不利益を被ることはなさそうなのですが
一応、Google側では
「アフィリエイトリンクはコンテンツが優れているから紹介するリンクとは分けて判断したいので、タグに『rel=”sponsored”』を付けてね」
と言っています。
If you monetize your websites and blogs with affiliate links or sponsored and guest posts, it's very important to qualify these 🔗 🔗 links. Learn more about commercial links and link spam → https://t.co/piENjy5azO pic.twitter.com/joqIvPFXlE
— Google Search Central (@googlesearchc) July 26, 2021
もっとも、アフィリエイトリンクにはすでに『rel=”nofollow”』が付いていることも多いですし、Wordpressでリンク付けたら『rel=”nofollow”』が付与されている、というケースもあるでしょう。
『rel=”nofollow”』がついていれば、基本的に『rel=”sponsored”』を付けなくても問題ないはずです。すでに「このリンクは評価しないでね」と伝えてある状態だからです。
『rel=”sponsored”』を付けて、というのはあくまで推奨ですので、多大な労力をかけてアフィリリンクを全て『rel=”nofollow”』から『rel=”sponsored”』に書き換えることはしなくて良いでしょう。
もちろん、修正が容易なのであれば『rel=”sponsored”』にしても構いません。
検索エンジン(Google)にとってはどういったリンクだか読み取りやすくなって助かるので
もしかしたら、
「このページは俺らに協力的な記述をしてるから、同じくらいの評価のページの中では上の順位に置いといてやるか」
みたいなかすかーな効果が出る……こともあるかも知れません。
全然わかりませんけどね笑
アフィリエイトリンクに『rel=”sponsored”』を付け足すのはOK?
ちなみに、正確なところは問い合わせるべきですが「アフィリリンクの改変NG」としているASPリンクであっても、
『rel=”nofollow”』や『rel=”sponsored”』属性を追加するとか、『target=”_blank”』を削除するなどは、あまり問題視されることはないでしょう。
ただし、楽天アフィリエイトは改変に厳しいので、手を加えない方が無難かな、とは思います。
ではでは、今回はリンクスパムアップデートのお話でした。
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