中古ドメインを使ったSEO効果について
この記事では、クスクスの考える
- 中古ドメインを使ったSEOって現在でも効果あるの?
- 私自身はブラックもホワイトも、中古ドメインも新規ドメインも使ってます
- 私が使っている中古ドメイン業者や価格帯
の話をしていきます。
目次
ブラックハットSEOは正攻法じゃないけどね
「ブラックハット」と呼ばれるSEO手法の中に、「中古ドメイン」を活用するものがあります。
ブラックハットとは、検索エンジンが「良質なコンテンツ」の評価に使っていそうな要素を自前で用意して「良質なコンテンツ」と認識させ、上位表示を狙おうという、いわば裏技のような手法です。
いわゆる正攻法……
「検索意図に応えた独自性のある良質なコンテンツを作り、知りたい情報にアクセスしやすいサイト構成にし、その内容を検索エンジンが理解しやすいように記述する」
(ことで検索エンジンから正当な評価を受け、上位表示を期待する)
SEOはホワイトハットと呼ばれます。
ブラックハットSEOの代表的な手法として「自作自演リンク」「中古ドメインの使用」などが挙げられます。
「スパム」もブラックハットのひとつでしょうが、こちらは道義的にも効果的にもまったくおすすめしません。というかやるな。
「関連性のある質の高いサイトからリンクを貼られている(質のいい被リンク)」がページを評価する要素になっているのはまず間違いないので、自分で別のサイトを起ち上げ、上げたいサイトにリンクを貼って評価をあげようとするのが「自作自演リンク」です。
また、以前別のサイトで使用されていた(のちに手放された)「中古ドメイン」には以前のサイトに向けたリンクが貼られたままになっていることが多く、運営歴の長いドメインの方が信頼性が高いと評価されやすいとして、中古ドメインを使用した方が新規起ち上げよりも検索エンジンの評価が高くなりやすいとも言われています。
(運営歴が評価に関わるかは、意見の分かれるところですが。)
ただし、自演リンクはペナルティを受ける可能性もありますし、中古ドメインは人様のサイトの評価を利用できないかという考えなので、正攻法のSEOではありません。
ですので、決して胸を張って人におすすめはしません。
その上中古ドメインなら必ず評価が高いかと言うとそんなことも全然なく、ハズレもたくさんあります。また、業者から入手しようとすると新規ドメインよりも高くつきます。
正攻法が正当に評価される……とも限らない
で、私も中古ドメインにはちょっとズル感というか、自力勝負で無い感があって抵抗あったのですが
でも検索エンジンの順位決定アルゴリズムもまだまだ完璧とはほど遠く、「ユーザーさんの問題解決の助けになる良いコンテンツ」を作れば上位表示されるかと言うと、そうではないと感じることも多くありました。
- 「いやこの記事、全然検索意図に答えてなくね?」
- 「ていうかずっと前に終わってるキャンペーンの情報じゃんか」
- 「こっちは404だ!」
みたいなコンテンツが上位表示されていることも多いのです。(企業ドメインなど、ドメインが強いことが多い。)
傲慢ですが、「これだったらどう考えても俺のコンテンツの方が役に立つだろ??」と思っちゃうこともしばしば。
「良いものを作っていればいつか評価される」
を信じて正攻法のSEOで勝負するのも素晴らしいと思いますし、まったく否定しません。
ただ私としてはどうせなら自分のコンテンツをユーザーさんの目に入るようにしたい。
ダメなコンテンツか、役に立たないコンテンツか、検索エンジンではなくユーザーさんの目で判断してもらいたい。
ユーザーさんの目に入ることが重要なので、手法がブラックかホワイトかはどっちでもいいし、広告経由でもSNS経由でもかまわない。
ので、ブラックもホワイトも広告もSNSも使えるものは使える範囲で何でも使う、というスタンスに今はなっています。
漫画を持ち込んで、読み切りで載せてもらって読者アンケートが低かったなら納得もいくけど、担当判断でボツにされ続けるのは辛いよ。
アシ先の先生が推薦してくれたら載りやすくなるならそれ使ってもいいんじゃね?
……みたいな発想で(それ同じか?)
中古ドメインはもう通用しない、は嘘
中古ドメインは過去の手法で、現在(執筆時2020年9月)では通用しないという人もいます。
しかし、私はそうは思っていません。
実際に中古ドメインで上位表示されているサイトもたくさんありますし、自分で使っていて、ほぼ同じ内容の新規ドメインサイトと比べても、初動の順位がつきやすいのはまず間違いありません。
昔ほどではないとは言え、被リンクが検索順位におよぼす影響が大きいことは確実でしょう。
中古ドメインは現在も有効だし、ペナルティリスクも想像ほどではない
中古ドメインは現在でも十分に有効だし、大量の被リンクをつけるとかしなければ、多くの人が想像するほどペナルティを受けるリスクは高くないと考えています。
たとえばブラックハットSEOのつもりでなくとも、自分で複数のサイトを運営している人が、姉妹サイトとして他の自サイトにリンクを貼ることは十分に有り得る話ですしね。
また、ホワイトハットSEOで丁寧に作っていればサイトが飛ばされないかと言うと、そんなこともありません。
リスク無いとは言いませんが
ただし、コンテンツがしっかりしているのは前提
もちろん、中古ドメインでさえあればコンテンツがペラペラでも上位表示し続けられるかというと、そんなことは(基本)ありません。
(むちゃくちゃ強い企業や機関ドメインならありえますが。)
ユーザーさんの目に触れてからは、ユーザーさんに評価されないコンテンツならやっぱり落ちていくので、ユーザーさんの期待(以上)のコンテンツを作ることは必要です。
ただ中古ドメインだと、「ユーザーさんの目に触れる」可能性が少し上がる、という感じでしょうか。
長期運営大規模サイトにはメリット少ない
何百記事も入れる大きめのサイトをじっくり運営したい、という場合は中古ドメインを使う必要性は低いでしょう。
運営しているうちに被リンクももらえるでしょうし、運営歴も長くなっていきますので。
中古ドメインだからといってそうペナルティを受けるものではないですが、大規模サイトだとペナルティを受けた場合のダメージも大きくなるので無理に使わなくても、と思います。
商標サイト、コンプレックス、アダルトなどに使用
私は、商標サイト(「商標+口コミ」「商標+使い方」など商標絡みのキーワードを狙ったサイト)や
アダルト商品紹介サイトなどに使用しています。
私はあまり作っていませんが、コンプレックス訴求サイト(薄毛、体臭など)にも向いていると思います。
なぜならそういったサイトは、いくらどれだけわかりやすく丁寧なサイトを作ってユーザーさんの役に立ったとしても、「あまりリンクは貼られない」からです。
「体臭が気になってケア商品を探してたらこのサイトにすごくよくまとまってたよ!」
「あのエロ作品のレビュー、この記事が良かったぜ!」
……って、わざわざシェアしてくれる人あまりいないよね??
ってなことです。 (=ω=.)
そうしたサイトを作る際は自演リンクや中古ドメインを使うのも選択肢としてアリなんじゃないかと思っています。
おすすめするでもないですが、効果はある
そうしたわけで、中古ドメインの使用や自作自演リンクといったブラックハット的な手法は、決しておすすめはしませんし正攻法ではないと考えていますが、検索順位を上げてユーザーさんの視界に入るための手段として現在もなお有効だと考えています。
そして上位表示した商標サイトで何万円も収益上がったりしますし、数十万円収益の上がったサイトもあるので、多少お金をかけても当たれば十分回収できるかと。
こちらの記事でも触れています
→「中古ドメインでツール記事ペラサイトバラまいてみたら順位ついた話」
中古ドメインは自分で探す? 業者から買う?
中古ドメインはツールなどを使って自力で探す方法もありますが、正直なかなか大変なので、私は中古ドメイン業者から購入してしまうことが多いです。
一番使っているのは「アクセス中古ドメイン」さん。
割とアタリが多い印象です。
でもちょっと高めなので、セールの時などを狙うことも多いです。
あとは老舗の「中古ドメイン販売屋」さん。
価格帯的には3,000円~6,000円くらいの安めの中古ドメインを買うことが多く、がんばっても1~2万円くらいのドメインですかね。(アクセス中古ドメインのゴールドくらい)
もっと高いものを買えばもっといいのかも知れませんが、いくらのドメインでも外れる時は外れるのでなかなか怖く……。
3,000円~6,000円くらいのドメインを5~10個買って同じキーワード狙いでサイトを作り、1~2ヶ月様子を見ていい順位の着いた2サイトくらいをメインに、他のドメインはサテライトサイトにしたり別キーワード狙いのサイトに変えたり。
売れるとわかっている案件がでてきたら1~2万円のドメインでもサイト作ってみる、みたいなことをしています。
無料メルマガ登録はこちら
煽ったり無味乾燥な量産をしたりではなく
「幸せなマッチング」を目指すアフィリエイトのやり方を無料メルマガでお届け中。
経済的に不安定だったフリーランス・イラストレーターが月数十万円を稼げるようになった複業アフィリエイトの知見やノウハウを、同じ目標を持つ方のヒントになったらと綴っています。
-
アフィリエイトを始めて数万円~数十万円副収入を得たい
-
アフィリエイトを実践しているが、あまり成果が出ていない
-
薄い量産作業が嫌になった
-
PPCアフィリエイトで広告費とトントン、もしくは赤字だ
-
ジャンルやキーワード選定で悩んでいる
-
価値を提供する記事の書き方が知りたい
-
指図されず、自分のペースで自由に稼ぎたい
そんな方々にオススメの「悠遊メルマガ」に是非ご登録下さい!