2024年3月コアアップデート&スパム・ポリシー更新! いよいよ中古ドメインやサブディレ貸しにメスが入る?

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2024年3月コアアップデート&スパム・ポリシー更新! いよいよ中古ドメインやサブディレ貸しにメスが入る?

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2024年3月6日、Googleの「2024年3月コアアップデート」が発表されました。

SEOに関しては、基本的なことだけ押さえて、他はあまり右往左往せず記事を書く方に注力した方がいいんじゃないか──というのが現在の私のスタンスなのですが、今回はちょっと影響大きいか? と思ったので取り上げます。

「いよいよ中古ドメインやサブディレ貸し、生成AIコンテンツにメスが入るかも?」

というお話です。

 

一応補足しておくとですね、Googleの検索結果で上位に表示されるには

「ユーザーに価値のあるコンテンツを提供しよう!」

……と、Googleさんは言っていて、もちろんそれが望ましいのですが

実際には結局、「いやいやこれ、明らかに内容スカスカでしょうよ」という記事が、公的機関や医療機関、企業などのドメインだと強かったり、内容がゴミでもそれらしいキーワードを網羅したある程度の文字数の文章だと評価されてしまったりしています。

そのため、アフィリエイターなどは抜け道として

  • 権威あるドメインの中古ドメインを使う
  • 生成AIを使ってページを大量生成する
  • 権威あるドメインのサブディレクトリやサブドメインでサイトを作る

といった手段で検索結果上位を狙う人もいます。

補足終了。

他人事のように言っていますが
過去記事見ていただけばわかるように
私も正攻法じゃないよなーと思いつつ
周りの記事を見て中古ドメインを使ったりしています

 

で、コアアップデートとともに新しいスパム・ポリシーが提示されました。

内容としては

  • expired domain abuse (期限切れドメインの悪用)
  • scaled content abuse(大量生成コンテンツの悪用)
  • site reputation abuse(サイト評判の悪用)

に対して対策していくよ、というものです。

 

以下、私の怪しい意訳付きで紹介していきます。

 

■期限切れドメインの悪用

“Expired domain abuse is where an expired domain name is purchased and repurposed primarily to manipulate Search rankings by hosting content that provides little to no value to users. For example, someone might purchase a domain previously used by a medical site and repurpose that to host low quality casino-related content, hoping to be successful in Search based on the domain’s reputation from a previous ownership.”

「期限切れドメインの悪用ってのは、検索評価を操作する目的で期限の切れたドメイン名を取得して再利用することだよ。

たとえばドメインの以前の所有者の評判を利用して検索上位に掲載されようと、医療関係のサイトの中古ドメインを購入して、低品質なカジノ関連のコンテンツを公開するようなケースだね」

いわゆる中古ドメイン戦略ですね

■大量生成コンテンツの悪用

“Scaled content abuse is when many pages are generated for the primary purpose of manipulating Search rankings and not helping users. This abusive practice is typically focused on creating large amounts of unoriginal content that provides little to no value to users, no matter how it’s created.”

「大量生成コンテンツの悪用ってのは、検索評価を操作する目的で大量のページを生成して、しかも全然ユーザーの役に立ってないやつね。

どんな手法で作られたかは問題ではなく、ユーザーにとって価値がほとんど、あるいはまったくない、独自性のない大量のコンテンツを生成してるかどうかを集中して見て行くよ」

“It’s been expanded to account for more sophisticated scaled content creation methods where it isn’t always clear whether low quality content was created purely through automation.”

(以前から自動生成コンテンツは取り締まり対象で、方針自体はそれと変わらないんだけど、生成AIも進化してるので)

「これによって、完全に自動で作られたかどうかは判断しにくい、より巧妙な大量生成コンテンツに対しても拡張して取り締まって行けるようになるよ」

ツールやAIを使った大量生成について
手動かも知れない、見分けつきにくいのも大量生成で価値低かったら弾いていく、みたいなことかな?

■サイト評判の悪用

“Site reputation abuse is when third-party pages are published with little or no first-party oversight or involvement, where the purpose is to manipulate Search rankings by taking advantage of the first-party site’s ranking signals. Such third-party pages include sponsored, advertising, partner, or other third-party pages that are typically independent of a host site’s main purpose or produced without close oversight or involvement of the host site, and provide little to no value to users.”

「サイト評判の悪用ってのは、元来のサイトの評価を利用して検索評価を操作しようとして、元来のサイトからの監修や関与がほとんど、あるいはまったくないまま、第三者がページを公開してるやつのことだね

第三者が作成するページの中には、元来のサイトから後援を受けてたり、広告目的だったり、ビジネスパートナーが作ってたりするものもあると思うけど、元来のサイトの主目的から乖離して、ちゃんとした監修も関与も受けずに作られて、ユーザーに価値をほとんど(あるいはまったく)提供してないものもよくあるんだ」

“Our new policy doesn’t consider all third-party content to be a violation, only that which is hosted without close oversight and which is intended to manipulate Search rankings.”

「今回の新しい方針では、第三者が作成するコンテンツをどれもこれもポリシー違反だと言うつもりはなくて、検索評価を操作する意図を持って、ちゃんとした監修なしに公開されとるものだけを対象にして行くよ」

企業のサブドメイン、サブディレクトリを使った戦略について
本サイトとジャンルが違い相互リンクもなければ本サイトの評価は影響しなくなる……かな?

中古ドメイン戦略やサブディレ貸しに影響しそう

といった話で、もしかしたら今後

中古ドメインで評価を狙う手法や「サブディレ貸し」などと呼ばれる、企業ドメインのサブディレクトリでアフィリサイトを運営する手法などが、ポリシー違反で順位を下げていくかも知れません。

下げていくというか、強いドメインによるゲタ履き評価が外れて、本来のコンテンツ評価になる、と言う感じかな?

もっとも、過去何度もそう言われながらも、中古ドメインは相変わらず順位が付きやすかったりし続けているので、結局変わらないのかも知れませんが……。

2024年3月コアアップデートの懸念点

個人的にはおおむね歓迎な流れなのですが

懸念点としてはまず、Googleさんが何をもって「価値のないコンテンツ」と判断するのか、という問題があります。

コンテンツ内容で判断してくれると良いのですが、その評価が結局「専門性・権威性」に寄って、機関や大手企業の作った内容なら価値があり、個人が作ったものには価値がない──と判断された日には、個人アフィリエイターや個人ブロガーがどれだけ頑張って記事を書いてもSEO評価されなくなる危険はあります。

実際今までもそういった傾向はありましたし……。

そして、褒められた手法ではないですが中古ドメインやサブディレ貸しといった裏技も対策するよ、だと、完全にドメインパワーの弱い個人SEOは死滅する危険性もあります。

 

また、中古ドメインのつもりではないけどたまたま取得したドメイン名が過去に運用歴のあるドメインだった、とか、ツールなわけではなくライターさん何人も雇ってたくさん記事を書くタイプのサイトもあります。

そうしたサイトがスパムと判定されて本来以上に評価を下げられてしまうとかわいそうなだな、とも思います。

2024年3月コアアップデートへの期待感

中古ドメインや大手企業ドメインのサブディレクトリだ、という理由で、同じような内容でも不当に高い評価を受ける

もっと極端に言えば、ゴミのような記事であっても上位表示されてるのはいかがなものよと思っていますので

そこは変化して欲しいとずっと思っています。

 

いえ、私も、正攻法じゃないよなーと思いながら中古ドメイン使ったりしているんですけど、正攻法ではないので、弾かれたら弾かれたで納得します笑

 

ただ、上に書いたように内容関係なく個人の書いたものは評価しない、になってしまうと正直やる気を失います。

 

大手であれ個人であれ、ユーザーさんが悩みを解決できるようなコンテンツであれば評価してくれる……となってくれると作り甲斐があるのですが。

コアアップデートは3週間以上様子見で

コアアップデートは通常、適用終わるまで3週間くらいかかりますし、その後もちょこちょこ調整が入ります。

やりすぎた部分は揺り戻してきたり、無風かと思ったら急に落ちたり。

 

その期間は上がった下がったと右往左往してコンテンツに手を加えると逆効果だったりしますので、しばらく様子を見ていくのが良いと思います。

私もしばらくは様子見ですね。

 

おすすめはしませんが、今から中古ドメインやサブドメ・サブディレでサイトを作る人は、せめて過去のサイトや本ドメインのサイトと関連性のあるジャンルで作った方がいいんじゃないかな、と思います。

 

そして、テキトーな情報バラまいて自分が稼げればいいや、ではなく、読んで良かった、助かった、役に立った、面白かった──とユーザーさんに思ってもらえるようなコンテンツを作りましょう。

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この記事を書いた人

クスクス

フリーランスの漫画家・イラストレーター兼アフィリエイター兼主夫。 妻が興味を持ったことがきっかけで2014年末からアフィリエイトを開始。月40万~70万円ほど収益上がっていましたが、2019年後半から報酬激減、まずは月30万円くらいにと復活がんばり中。 コンテンツ作って喜んでもらうの好きだけど、機械みたいな記事量産とかワクワクしないことはしたくない。基本ゆるく楽しくやってます。

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