雑記ブログと特化ブログ、個人サイトなら特化型をおすすめする理由
今回は、アドセンスブログやSEOアフィリエイトサイトを作る上で、私は雑記ブログ(雑記サイト)よりも特化ブログ(特化サイト)の方が労力対効果が高いと考えているよ、というお話をします。
ここでは
- 雑記ブログとは様々なテーマを扱うブログのこと。ごちゃまぜブログとも。
- 特化メディアとは一つのテーマだけを専門に扱うブログのこと
という前提でお話します。雑記サイト、特化サイトも一緒と考えてもらってOKです。
また、その中間といいますか、一つだけではないけど読者層が近いであろう3~4個くらいのカテゴリーに絞った半特化(半雑記)ブログもあります。
私個人は、特化ブログを推します。
読者の反応がまだまだわからない、もしくは一つに絞ると手が止まってしまう場合は半特化(半雑記)ブログもいいと考えています。
雑記ブログは、あくまで趣味で書きたいことを縛りなく書きたいとか、ブログを書く練習ならば良いと思いますが、収益性は下がるかな、と。
雑記ブログ、特化ブログそれぞれの長所は?
雑記ブログを推す意見としては
- 特化メディアだとGoogleアップデートで全部飛ばされるから危険
- 何でも書ける雑記の方が手が止まりにくい
- 記事数が多い方がドメインが強くなる
といったものがあり
特化ブログを推す意見としては
- 専門性と記事同士の関連性を高めた方がユーザーからもGoogleからも評価される
- ターゲットユーザーを絞り込める
- 自分の強みを活かして差別化しやすい
などが挙げられます。
どちらも一理はあります。
もちろんこうした議論に完全な正解・不正解があるわけではなく、本人の適性や信念、やりたいことによって変わるものではあります。
私が特化ブログを推す理由は、個人でも存在価値を持てる可能性が高いと考えているから、です。
個人が戦うなら、大手とは違った切り口で
検索エンジンがネット上に図書館を用意しようとしていると考えると
百科事典ならWikipediaがありますし
総合専門書なら企業、出版社の作る大型オウンドメディアがありますし
幅広いジャンルの雑記ならMyBestさんのようなキュレーションメディアがあります。
そのあたりと被るところで個人が勝負しても苦しい。
かといって、個人の感想、日記のようなサイトを見に来てもらうのも難しい。
そこで、私は
自分の強みを活かしたニッチなムック本
のような特化ブログが、個人でも一番存在感を出しやすいのではないかと考えています。
初めからターゲットが絞られている分、書く内容もコアよりにできますし、そうすることで詳しくない競合よりも踏み込んだブログにできます。
また収益化という点からしても、ターゲットが絞られている方がマッチしたものを紹介しやすく、成約しやすい。
ついでに言うと(私はやったことないのですが)、将来的に自分のブログを売るような場合にも、ターゲットの絞られた特化ブログの方が高く売れやすいと聞きます。
漫画家でたとえると……
新人の漫画家が掲載枠を取るのに、「万人受け狙いのザ・王道話」や、「ターゲットやテーマが絞りきれてない話」を描いても厳しいと思うんですよね。
「それを載せて試してみる」理由がない。
ターゲットを絞り、かつ、自分の強みが活かせる話にすることで「他にあまりないからちょっと面白いかも」と思ってもらえる可能性が出てくるんじゃないかと。
検索エンジンからも「他にあまりないからちょっと面白いかも」と思われるブログ・サイトの方が、露出に値するのではないでしょうか。
もちろん、成功可能性云々は置いといて 「俺はこれがやりたいんだ!」 の強い想いがあるならそれを優先していいのですが 、自分のコンテンツに他と比べて見るべきところがあるか、商品価値があるか、は考慮した方が良いでしょう。
複数ジャンルでもいいけど、売れ筋より自分の強みで
といっても、書ける情報もそんなにたくさんはない、需要があるかどうかわからない状態で一つのジャンルに絞るのも難しい、という場合であれば、興味関心のある4ジャンルくらいの半特化(半雑記)ブログではじめて、やがて特化させていくのが収益化には効率が良いと考えています。
4ジャンルくらいの記事の中でアクセスが多かったり、読者さんの反応があったりした記事のジャンルや、収益化しやすかったジャンルを探り、そのカテゴリを手厚くするとか、そのジャンルに特化した別ブログを作るとかですね。
で、いくら需要がありそう、人気が出そうなタイプのヒロインだとしても、描く人間がその子を全然好きじゃない、タイプじゃない場合は魅力的に描けないと思うんですよね。
やっぱり自分の性癖好みを反映させた方が強い。
ブログのジャンルも売れ筋より自分の好みを優先させた方が強いと考えています。
特化ジャンルの需要のチェック方法
そうは言っても、特化させた時に
「自分は興味あるけど世間の需要が全然なかったら」
やっぱりアクセスは来ないですよね。怖いですよね。(llФwФ`)
上で書いたことともリンクするのですが、私は参入ジャンルに需要がありそうかどうか判断する時に、その内容のムック本が出版されているかを調査することも多いです。
ムック本が出版されているなら、少なくともその出版社は数千人程度は「お金を出してもその情報を知りたい」需要があると判断したんだろう、と考えられるからです。
と、私はそんな考え方なのですが
最近見たYou Tuberさんの動画もそれに通じる話があったので、紹介します。
有名You Tubeチャンネルとブログの近似性
私が時々楽しく見ているYou Tuberの福井のカズさん。
先日、活動10周年を迎えた彼がYou Tubeチャンネル運営の方針を語る動画を上げていました。
私はその内容が、かなりそのままブログやサイトにも当てはまるなー、と感じたんです。
その動画がこちら↓↓↓
動画内の結論としては
- このチャンネルでいくつかのジャンルを幅広くやっていたけど、DIY専門チャンネルを分けるよ
- 手が回らないチャンネルの動画はごっそり削除するよ
と言う話で、その理由として
- You Tuberがむっちゃ増え、全体の質が上がっている
- 動画を出してさえいれば右肩上がりの時代ではなくなった
- 視聴者さんに響かないコンテンツを出すと、すぐさま視聴者さん離れを招く
- 力を入れてコンテンツを作る必要があるようになったし、そうしたい
ことを挙げています。
そのことから、特化チャンネルに切り分けることで…
- より視聴者さんの興味に沿った動画を上げることができる
- 視聴者さんが絞られている分、専門的な細かい話もできるようになる
と判断した、という話でした。
- 競合が増える中、ただただコンテンツの数だけ増やしても厳しい
- 薄い量産よりコンテンツを濃くする必要がある
- ジャンル特化して切り出すことで、需要とより深くマッチさせるのも一つの方法だ
……ブログやサイトにも大いに通じる感じがしませんか?
もっとも、カズさんはすでに有名You Tuberだからできることで、名を上げるにはやっぱりまずは量産だ、と受け取る人もいるでしょう。それも一つの考え方です。
私自身は、自分の強みを活かしてコンテンツを濃いめにした、でも、競合が強すぎない切り口で勝負する特化メディアの方が価値を表現できると考えています、というお話でした(`・ω・´)
ではでは!
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