「ファスト映画」配信者に対し5億円の損害賠償訴訟か
こんにちは、クスクスです。
昨日、「ファスト映画」を配信していた男女3人に対し、大手映画会社など13社が
「総額5億円の損害賠償」
を求める訴えを起こす……というニュースが出ていました。
「ファスト映画」男女3人に5億円の賠償求め 映画会社が提訴へ | NHK
「ファスト映画」とは、映画の映像を無断で使い、結末ネタバレも含む10分ほどの要約動画にしたもので
上記の3人は1年ほど前に著作権違反で有罪となっていました。
私も漫画やイラストを描いていますので、コンテンツの無断使用は許しがたく、今回の動きは良かったと思っています。
まあ、実際にはその不正使用で「正規の料金を払って鑑賞する人」がどの程度減って、どの程度の不利益を著作権者に与えたのかは算出が難しいので、裁判になれば賠償額は減りそうな気はしますが。
それにしても、3人が2年間で得た収入は450万円ほどと報道されていましたから、「やったもの勝ち」にはならない前例となりそうです。
この3人はおそらく副業感覚でやっていたのではないかと思いますが、大変なことになってしまいましたね。
ただ、今までもYou Tubeには作品をそのままアップするなど著作権違反の動画は多くあり、たいていの場合、動きがあっても
「権利者の申し立てにより動画削除」といった処理で終わっていました。
そのためおそらくこの配信者たちも「最悪動画削除して謝罪すれば大丈夫だろ」くらいの感覚でいたのではないでしょうか。
その点では「今回はガッツリ動いたな」という印象はあります。
ともあれ。
「コロナ禍の今、これが稼げる!」
などと、いろいろな稼ぎ方を売り込む人がいますが
法に触れない手法か、誰かに不利益をもたらす手法ではないか、しっかり吟味しなければなりません。
「誰かに迷惑がかかっても、自分が儲かればそれでいい」
というメンタリティは視野を狭め、自らの首を絞めることになるでしょう。
(関連して一記事書いてみました:信用される「売り込み」と胡散臭い「売り込み臭」)
「ファスト映画」がアウトなのはわかりやすい事例ですが、改めて考えるきっかけとなりました。
一方また、「ファスト映画」の需要があることに、情報・コンテンツが溢れ時間に追われる現代人のコンテンツ消費の形態についても考えさせられましたが、その話はまた別の機会に。
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