Google December 2020 コアアップデートの傾向と対策?個人優遇は本当か。

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Google December 2020 コアアップデートの傾向と対策?個人優遇は本当か。

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先日、2020年12月4日から12月17日あたりに、Googleのコアアップデート“Google December 2020 core update”が展開されました。

Googleコアアップデートとは

Googleが検索順位を決定するアルゴリズムを大きく変更する修正のことです。

Googleウェブマスター向け公式ブログでは
コアアップデートは、全体として、関連性が高く権威あるコンテンツを検索ユーザーに提供するというGoogleの使命を果たすために行われます。
と説明されています。

順位が大きく下がったりするのでSEOアフィリエイターは恐々とします笑

 

ではこの12月のコアアップデートではどんな傾向が見られるのでしょうか。

SNSの声等で聞こえてくる内容と、私個人の超ざっくり仮設を書いてみます。

 

Google December 2020 コアアップデートに対するクスクスの見解

今回のコアアップデートでは、

「『ドメインの強さ』の評価に企業のドメインであることや記事数の多さといった要素を下げ、各個別記事の内容で判断する比重を高めた」

のかな、と、個人的には考えています。

 

「企業のサブドメインであった」「記事数の多いサイトであった」ために評価に下駄を履かされていた個別記事の順位が下がったり

逆に個人ブログの順位が上がったりしたのかな……と。

 

「試験的に、より小さなサイトの入賞枠も用意するようにした」のかもしれません。

 

もちろん、SEOのことは正確に分かる人などいませんし、SNSの声が本当のことを書いているのか裏も取れません。

少ない情報から読み取れることなどたかが知れているのですが、とはいえまったく傾向の仮説を立てないのもどうだろうか?と思うので、私なりの仮説を書いてみました。

ちなみに私個人としては、今回の変動は大きな影響はなく、ややポジティブな変化の方が多いかな……

という感じだったのですが、アップデートが終わったはずの18日、19日あたりに下がったクエリもあるので、微妙です……。

Google December 2020 コアアップデートの傾向調査

Twitterの声などからDecember 2020 コアアップデートの傾向を探ってみます。

SNSでの声まとめ

  • 5月のアップデートのような阿鼻叫喚ではない
  • 5月のアップデートで下がったページがやや回復している
  • 個人優遇アップデート? 個人ブログも上がっている
  • 異様に強かった企業のサブドメインの評価が見直された?
  • PV激減の報告はアクセスの多かった大型サイトに多く見られる?

 

5月のアップデートのような阿鼻叫喚ではない

まず大枠として、前回、5月のコアアップデートではアフィリエイターの阿鼻叫喚が飛び交いましたが笑
(いや笑いごとではない。私もかなりダメージ喰らいました)

今回はそれほど大きな影響ではなかったように見えます。

 5月のアップデートで下がったページがやや回復している

5月前までとは言わないまでも、5月に落ちたサイト/ページが上がってきたとの声が多くありました。

落ちたページが上がったと言うより、一時的に評価が上がった(けど、冷静に見ればそんなに品質が高くなかった)サイトが落ちたのでその分繰り上がったのでは?との意見も。

まあ5月の変動がかなり大きかったので、評価見直していくらか揺り戻しはあるでしょうね。

個人優遇アップデート? 個人ブログも上がっている

上記と重なる部分もありますが、個人ブログの順位が上がったとの声も多く聞かれました。

企業/法人ドメイン優遇になるのかと思われた流れでしたが(相変わらず強くはあるものの)、個人ブログや小型サイトにも少し枠が許された印象です。

アメリカのマーケティング代理店Path Interactiveのブログ記事「1,000+ Winners and Losers of the December 2020 Google Core Algorithm Update」の分析でも

The most striking aspect of this update is the dramatic reversal in visibility among several of the sites that were the biggest winners of 2020 in the days prior to the update, such as Amazon, Pinterest, CDC, Overstock, CNN, New York Times, and other sites that greatly benefitted due to the coronavirus pandemic, mandatory quarantines, and other breaking news in 2020.

Maybe Google decided it was time to give some of the smaller players a chance to compete against the big guys ? an unexpected holiday gift, perhaps?

──このアップデートの最も顕著な点は、2020年の先のアップデート(5月)における最大の勝者と言えるいくつかのサイトが、見て分かるような劇的な反動を受けた点です。それは例えばAmazon、Pinterest、 CDC(疾病対策予防センター)、 Overstock、 CNN、ニューヨーク・タイムズや、それ以外にも新型コロナウイルスの感染拡大と強制的な隔離、その他の最新ニュースの影響で大きな恩恵を受けたサイトです。

Googleはより小さなプレイヤーにも巨人たちと競争する機会を与えるべき時が来た、と判断したのかも知れません? 思いがけないクリスマス・プレゼントかも?

 

と締めくくっています。

異様に強かった企業のサブドメインの評価が見直された?

逆に、ここしばらく異様に評価が高くなっていた企業のサブドメイン(サーバー会社のサブドメインなども含む)は見直され、検索順位下がったものも多いようです。

変わらないものもあるので、評価が下がったというよりは「企業のサブドメインというだけで高評価」ではなくなり、内容が吟味されるようになったのではないでしょうか。


PV激減の報告はアクセスの多かった大型サイトに多く見られる?

一方で、「PV数が激減した」と書いている人は記事数、アクセス数の多い大型のサイトやブログの運営者さんに多かったように見受けられます。

(単に声を上げて書き込むのがそういった人たちだった、というだけかも知れませんが。)

記事数や企業ドメインであることによるドメインパワーの評価が見直されているのかも知れません。

個別記事の評価重視か過不足のないコンテンツ配置重視か

記事数の多いサイトや企業ドメインサイトのページが下がったとなると、個別のページだけで判断してくれる比重が高くなったのか?という期待もあります。

そうであればミニサイトでも始めたてのブログでもそのページの内容が良ければ上がるという、夢のある話なのですが……

 

個人的にはそれよりも、そのページと、内部リンクや外部リンクでつながったそのページの関連ページが

「クエリに対して過不足のない情報を揃えている」

かどうかをより見られるようになった方がありそうかなー、と思っています。

適切な発リンクがポジティブ評価かも、という声

上記のように考えた材料ですが、まず、適切な発リンク(外部リンク)がポジティブに受け入れられた印象、という声があります。

適切な内部リンクがポジティブ評価かも、という声

内部リンクを変更してアップデート後のアクセスが増えた、という事例もあります。

(有料noteなので中身は言えないのですが、内部リンクの整理、断捨離を行なった話です。私はマガジンで購入していますが、おすすめです。)

網羅性重視の長文SEO見直しからの類推

私は、まずページ単位の評価で「網羅性を重視した長文ページ」よりも「情報を過不足なく伝えるページ」が評価されるようになっていると考えています。

その思想が「そのページと、そのページとつながる関連ページ」にも広がっている、とも考えています。

 

以前はクエリに関連するサジェストワードとか共起語とかあれもこれも見出しに入れて何万字にしたページが評価される、みたいな時期がありました。
正直もう、行き過ぎるとユーザーの利便性とか置き去りでした。(=ω=.)

でもやがて長文なだけでは評価されなくなり、そのクエリに対するアンサーとして「必要な情報は網羅」し、「不必要な情報は載っていない」ページが評価されるようになってきました。

 

その考え方がページ単位から関連するページ群単位、あるいはサイト全体に広げられて

「ページ単体として情報を過不足なく伝え、かつ、内部リンクや外部リンクで関連する情報を過不足なく伝えているページ

の評価が上がったのではないか。

そのために、別カテゴリーへの内部リンクが貼られている大型サイトの個別ページの評価が下がったのではないか。という仮説を考えました。

「迷いなくすばやく知りたい情報を入手できるページ」

を良質なページと判断するなら、この方向性はあり得るのではないかと。

Google December 2020 コアアップデートへの対策

はい、浅はかな対策をしようとしても大した効果は無いと思いますが、私の考えている(かつ、実行できそうな)施策としては

  • クエリに必要とされない内容は極力入れない
  • クエリに必要とされない内部リンク、外部リンクは極力貼らない
  • クエリを補完する関連記事を用意する。
  • クエリを補完する内部リンクをクローラーに伝わるように端的に貼る
  • クエリを補完する(できれば権威性のある)外部リンクは積極的に貼る

あたりでしょうかね。当たり前過ぎますかね。

外部発リンクなどはしばらく前からやっていますしね……。

 

そんで、「(Googleに)クエリのアンサーとして必要とされる情報、不必要とされる情報」てのを読み取れるかどうかもかなり怪しいんですけどね。

とりあえず意識はしておこうかなという程度です。

対策よりコンテンツを作るスキルを上げる方にリソースを

そう言っておいてなんですが、
「今のGoogleの評価に最適化するSEOを頑張る」よりも、
「ユーザーさんが納得できて行動したくなるコンテンツを作るスキルを上げる」方がいいよね、と考えています

「ユーザーさんに評価されるコンテンツを作れば順位が上がる!」
などと幸せなことを言いたいわけではないのですが……

「その時のGoogle評価に合わせる」スキルは、評価方法が変わってしまうと役に立たなくなります。

でも、「魅力的なコンテンツを作る」スキルは、評価方法が変わっても、

別ドメインで使い回したり
広告やSNSなど集客手段を変えて使ったり
なんなら作成代行やコンテンツ販売などにも使えたりするので

時間を投下して磨くならコンテンツスキルの方が「潰しが利く」んじゃないかな、と考えているのです。

 

もちろん、「アップデートでどうなるかなんてわからないんだから落ちる前に今今順位上げて稼いでやる!」というスタンスもアリだと思いますが

積み上がるという点では「コンテンツ作成」の方が積み上がるので

短期的なSEO対策はリソースの2~3割くらいでできる範囲にしておいて、7~8割はコンテンツ作成に精を出すのがいいんじゃないかな、と、私は考えています。

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この記事を書いた人

クスクス

フリーランスの漫画家・イラストレーター兼アフィリエイター兼主夫。 妻が興味を持ったことがきっかけで2014年末からアフィリエイトを開始。月40万~70万円ほど収益上がっていましたが、2019年後半から報酬激減、まずは月30万円くらいにと復活がんばり中。 コンテンツ作って喜んでもらうの好きだけど、機械みたいな記事量産とかワクワクしないことはしたくない。基本ゆるく楽しくやってます。

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