雑記ブログと特化ブログ、個人なら特化型をおすすめする理由

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雑記ブログと特化ブログ、個人なら特化型をおすすめする理由

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アフィリエイトサイトを作るなら、雑記ブログよりも特化ブログの方が労力対効果が高い!

……と私は考えているよ、というお話をします。

ここでは

  • 雑記ブログとは様々なテーマを扱うブログのこと。ごちゃまぜブログとも。
  • 特化ブログとは一つのテーマだけを専門に扱うブログのこと

という前提でお話します。雑記サイト、特化サイトと同じ意味合いと考えてください。

(個人的には、記事を更新し続けるタイプののサイトを「ブログ」、見るべき情報がまとまったら更新を終えるサイトは「サイト」と呼んでいるのですが)

また、その中間といいますか、一つだけではないけど読者層が近いであろう3~4個くらいのカテゴリーに絞った半特化(半雑記)ブログもあります。

私個人は、特化ブログを推しています。
なんなら超特化くらい絞ったほうがやりやすいとも思っています。

ただ、あとでも述べますが、ひとつに絞ると手が止まってしまうのであれば、半特化(半雑記)ブログで初め、特化させていくのもアリかと思います。

雑記ブログは、あくまで趣味で書きたいことを縛りなく書きたいとかブログを書く練習ならば良いと思いますが、収益化までのハードルが高いと考えています。

雑記ブログ、特化ブログそれぞれの長所は?

雑記ブログを推す意見としては

  • 特化ブログだとGoogleアップデートで全部飛ばされるから危険
  • 何でも書ける雑記の方が手が止まりにくい
  • 記事数が多い方がドメインが強くなる

といったものがあり

特化ブログを推す意見としては

  • 専門性と記事同士の関連性を高めた方がユーザーからもGoogleからも評価される
  • ターゲットユーザーを絞り込める
  • 自分の強みを活かして差別化しやすい

などが挙げられます。

どちらも一理あります。こうした議論に完全な正解・不正解があるわけではないのですが……

私が特化ブログを推す理由は、個人でも存在価値を持てる可能性が高いと考えているから、です。

また、特化ブログの方が少ない記事数、少ないアクセス数でも収益化しやすいので、個人でも勝負しやすいのです。

特化ブログの方が少ない記事数で収益化できる

検索エンジンは専門性の高いサイトの方を評価する傾向があります。

たとえばとある「コーラ味のグミ」をレビューする記事を書いても

「お菓子全般を紹介するお菓子総合ブログ」の中の一記事

と、

「『コーラ味のグミ』だけを専門に紹介する特化ブログ」の中の一記事

であれば、後者の方が専門性が高いと認識してもらえます。

あるいは同じ評価を受けるにはお菓子総合サイトの方はたくさんの記事数を用意しなければいけません。

「『コーラ味のグミ』特化ブログ」であれば、5記事10記事のブログでも評価を受けられたりします。

……まああくまで考え方として、という話で、このあたりのキーワードももう企業サイトに網羅されちゃっているんですけどね。

もうちょっと個人でも戦えそうなキーワードだと、「緑髪のメガネヒロインだけを紹介する特化ブログ」とかね(本当にただの性癖やないか)

私は、検索エンジンは「そのブログで書くべき内容」が過不足なく書かれているブログを評価すると判断しています。

特化して絞っていると「そのブログで書くべき内容」が少ないので、少ない記事でも「完成形」になれるのです。

幅広い総合ブログだと「そのブログで書くべき内容」が膨大にあるので、なかなか「完成形」にたどり着けません。

「でも、記事数多いほうがドメインパワー強くなって検索エンジンに評価されるんじゃないの?」

と思われたかも知れません。

確かに、そうした面はあります。

もしも膨大に記事を書けたのであれば、総合ブログの方が評価もされ、記事が多いのでアクセスも多く、安定もすると思います。

ただ、個人が(特に副業でやっている個人が)その戦略で戦うのはリソース的に非常に困難です。

労働力はひとり、時間もない、資金もない、といった個人が価値を認めてもらうには、尖って特化したブログを運営する方が現実的なのです。

特化ブログの弱点は案件終了

一方、特化ブログにも大きな弱みがあります。

それは「案件終了」

記事数が少なくジャンルが狭いので、必然、取り扱っているアフィリエイト案件は少なくなります。ひとつだけという場合もあるでしょう。

その案件がアフィリエイトから撤退してしまったら……

マネタイズの手段がなくなってしまいます。

近しい案件があれば紹介を乗り換えることもできますが、ひとつの案件を推す方向に特化していれば特化しているほど替えがきかなくなり、案件終了とともにブログも放棄することも少なくありません。

雑記ブログの場合はさまざまな記事があるのでひとつふたつ案件が終了してもリカバリーがきいたり、アクセスがあるのであればアドセンス広告に張り替えたりしてマネタイズを継続することもできますが、特化サイトにはそれが難しいのです。

ただそのリスクを考慮に入れても、私は200記事の雑記ブログを書くよりも20記事の特化ブログを10個作った方が収益性が高いと考えています。

個人が戦うなら、大手とは違った切り口で

私は、Googleはネット上に世界最高の図書館を用意し、その凄腕の司書になろうとしていると思っています。

その立場で考えると

百科事典ならWikipediaがありますし

総合専門書なら企業、出版社の作る大型オウンドメディアがありますし

幅広いジャンルの商品紹介ならMyBestさんのようなキュレーションメディアがあります。

お客さんが百科事典の情報が知りたいとやってきた時、司書たる検索エンジンがWikipediaより先に私やあなたのブログを案内することがあるでしょうか。

あまり有り得そうにはないですね。

では個人的な日記帳なら?

大きいメディアとは競合しないかもしれません。

しかし、有名人でもない個人の日記帳を見たがるお客さんがいるかというと、それもだいぶ怪しいです。

(キャラクターにかなり魅力のある人なら、SNSやYou Tubeなどで個人のキャラでファンを作り、日記ブログを見てもらう戦略もなくはないですが)

そこで

自分の強みを活かしたニッチなムック本

のような特化ブログが、個人でも一番存在感を発揮でき、求められる可能性が高い、というのが私の考えです。

初めから読んでもらいたい読者層が絞られている分、書く内容もよりコアにできますし、そうすることで競合よりも踏み込んだブログにできます。

また収益化という点からしても、読者層が絞られている方がマッチしたものを紹介しやすく、成約しやすい。

ついでに言うと、もし将来的に自分のブログを売るような場合にも、ターゲットの絞られた特化ブログの方が高く売れやすいのです。

私の畑である漫画の世界でたとえると……

新人の漫画家が掲載枠を取るのに、「万人受け狙いのザ・王道話」を描いても正直厳しいと思うんですよね。

もう強い他の漫画があるのに、「それを載せて試してみる」理由がない。

想定読者を絞り、かつ、自分の強みが活かせる話にすることで「他にあまりないからちょっと面白いかも」と思ってもらえる可能性が出てくるんじゃないかと。

司書たる検索エンジンからも「他にそのものズバリな類書はあまりないから、これがベストかも」と思われるブログ・サイトの方が、案内してもらえるのではないでしょうか。

もちろん、成功可能性云々は置いといて 「俺はこれがやりたいんだ!」 の強い想いがあるならそれを優先していいのですが 、他人の時間を奪って読んでもらう以上、自分のコンテンツに他と比べて見るべきところがあるか、時間を費やしてもらう価値があるか、は考慮した方が良いでしょう。

半特化ブログから特化ブログへ

書ける情報もそんなにたくさんはない、需要があるかどうかわからない状態でひとつのジャンルに絞るのも難しい、のであれば、興味関心のある4ジャンルくらいの半特化(半雑記)ブログではじめて、やがて特化させていく方法もあります。

4ジャンルくらいの記事の中でアクセスが多かった記事、読者さんの反応があった記事、収益の発生した記事のジャンルを探り、そのカテゴリを手厚くするとか、そのジャンルに特化した別ブログを作るとかですね。

タイプの違うヒロイン複数人出しておいて 読者受けの良かった子の登場頻度が上がっていく戦術()

そして、いくら需要がありそうで人気が出そうなタイプのヒロインでも、描く人間がその子を全然好きじゃない、タイプじゃない場合はなかなか魅力的に描けないものです。

読者に受けるかは気にしながらも、やっぱりマニアックな自分の性癖好みを反映させた方が人の心に響くのですよね。

私自身も何度か、「これは売れてるみたいだから」とサイトを作ってみたことがありますが、やはり自分の興味関心の低い分野で成果が出せるケースは少なかったです。

リサーチはするのですが、やはり必要としている人の悩みの解像度がボケていますし、興味のある分野に比べて、成果が出なくてもめげずに更新を続けるのが難しいのです。
(それは私のメンタルが弱いから、と言われればそうなのですが)

ですので、ブログのジャンルも「売れそうだから」と売れ筋から選ぶより

自分の好みを優先させたジャンルの中から
読者の反応があったものを伸ばす

という手順の方がライバルも少なく自分の持ち味も活かせて、おすすめです。

私はそうしています。

また逆に、超特化ブログから始めて、アクセスや反応があるようなら少し広げて特化ブログにする方向性もあります。

「緑髪のメガネヒロインだけを紹介する特化ブログ」から始めて
「緑髪のヒロイン特化ブログ」とか「メガネヒロイン特化ブログ」に広げるとかね。

「ピンク髪」は人気ありすぎて難しいです。(聞いてねえよ)

特化ジャンルの需要を本屋で調査

とはいえ、ブログジャンルを決定する際

「自分は興味あるけど世間の需要が全然なかったら」

と不安になる気持ちもよくわかります。(llФwФ`)

名のない個人が王道売れ筋のジャンルに参戦して勝つのは難しいですが、自分の感覚を信じてまったく需要のないジャンルに参戦しても誰にも響かない……。

さきほど特化ブログをムック本にたとえましたが、私は参入ジャンルの需要を判断する時に、そのジャンルに関連するムック本が出版されているかどうかを調査することも多いです。

ムック本が出版されているなら、少なくともその出版社は
数千人程度は「お金を出してもその情報を知りたい」需要があると判断したんだろう、と考えられるからです。

(まあ、需要ありすぎて競合強い場合や、お金や生命・健康に関するジャンル(YMYL)は専門性・権威性が求められるのでやはり個人では難しいんですけどね……)

私はそういった考え方で収益化できてきたので、

需要は意識しつつも

自分の強みを活かしてコンテンツを濃いめにした、
競合が強すぎない切り口で勝負する特化ブログ

の方が個人でも価値を付加させやすく、少ない記事数、少ないアクセスでも収益化できておすすめですよ

というお話でした (`・ω・´)

有名You Tubeチャンネルとブログの近似性

最後に余談ですが……私が時々楽しく見ているYou Tuberの福井のカズさん。

この記事を執筆する少し前、活動10周年を迎えた彼がYou Tubeチャンネル運営の方針を語る動画を上げていました。

私はその内容が、かなりそのままブログやサイトにも当てはまるなー、と感じたんです。

その動画がこちら↓↓↓

動画内の結論としては

  • このチャンネルでいくつかのジャンルを幅広くやっていたけど、DIY専門チャンネルを分けるよ
  • 手が回らないチャンネルの動画はごっそり削除するよ

と言う話で、その理由として

  • You Tuberがむっちゃ増え、全体の質が上がっている
  • 動画を出してさえいれば右肩上がりの時代ではなくなった
  • 視聴者さんに響かないコンテンツを出すと、すぐさま視聴者さん離れを招く
  • 力を入れてコンテンツを作る必要があるようになったし、そうしたい

ことを挙げています。

そのことから、特化チャンネルに切り分けることで…

  • より視聴者さんの興味に沿った動画を上げることができる
  • 視聴者さんが絞られている分、専門的な細かい話もできるようになる

と判断した、という話でした。

  • 競合が増える中、ただただコンテンツの数だけ増やしても厳しい
  • 薄い量産よりコンテンツを濃くする必要がある
  • ジャンル特化して切り出すことで、需要とより深くマッチさせるのも一つの方法だ

……ブログやサイトにも大いに通じる話だと私は感じたのですが、どうでしょうか?

ではでは!

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この記事を書いた人

クスクス

フリーランスの漫画家・イラストレーター兼アフィリエイター兼主夫。 妻が興味を持ったことがきっかけで2014年末からアフィリエイトを開始。月40万~70万円ほど収益上がっていましたが、2019年後半から報酬激減、まずは月30万円くらいにと復活がんばり中。 コンテンツ作って喜んでもらうの好きだけど、機械みたいな記事量産とかワクワクしないことはしたくない。基本ゆるく楽しくやってます。

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